魔法剣のアレコレ

こんにちは。ファルさんです。

今日は算数のお勉強です。ああ!ページを閉じないで!簡単!簡単だから!!

何かというと、魔法剣をメインに削りを行う場合に、どうすれば単位時間当たりの最高ダメージを出せるかを、エクセルさんにぶん投げて、計算してもらいましたよ!というお話です。

ほら、簡単だった!

まず前提条件の設定です。

想定する敵としては、魔命をそれほど要求ない、もしくは、支援のみによって十分カバーできる、D1の短剣で、オートアタックによるダメージを0に抑えて、魔法剣I系のダメージのみで削る敵、例えば今回のアンバスケード・エキスパートのカエルさんなどとします。

こちらの条件は、わたしの現状、赤魔道士/忍者(ML46)で計算しています。メリットポイントは、魔法剣ダメージに5振りしております(魔法剣ダメージ+15)。また、ヘイストによる攻撃間隔の短縮効果は、装備、魔法ともに上限に達しているものとします(装備ヘイスト25%+魔法ヘイスト43.75%=68.75%短縮)。

まず、基本事項のおさらいです。

単位時間あたりの与ダメージは、DPS(Damage Per Seconds)で表すのが一般的です。今回もこれに倣うこととします。ただし、数値を分かりやすくするために、今回は、DPM(Damage Per Minutes)を用いることとします。、つまり、計測するのは、1分間あたりの魔法剣によるダメージ数、ということになります。

1分間あたりの魔法剣によるダメージ数は、1分間あたりの攻撃回数に単発の魔法剣によるダメージ数と、マルチアタック率を乗することで求められます。

今回の企画は、その3つの変数を調整して、最適解に近い装備の組み合わせを探してみよう!というものです。

まず、一分間当たりの攻撃回数を変化させるには、どうすればいいでしょうか。簡単ですね。攻撃間隔を変化させればいいのです。

Final Fantasy11(FF11)の攻撃間隔は、「隔」として表記されており、単位は1/60秒、となっています。つまり、「隔」の値を60で除したものが、実際の攻撃間隔(秒)となります。

武器を片手にしか持っていない状況であれば、これをそのまま攻撃間隔として扱っていいのですが、前提条件として、サポートジョブが忍者であり、二刀流が条件に入っているため、攻撃間隔の算出には、二刀流係数の計算が必要となってきます。

メインウェポンとサブウェポンの隔の合計に、100-二刀流係数)/100を乗した値が、実際の攻撃間隔として扱われます。これに、上述したヘイストによる攻撃間隔短縮率を乗すれば、実際の攻撃間隔が算出されます(攻撃間隔の短縮効果には80%のキャップが存在します)。

算出された攻撃間隔の単位は秒ですから、60をこの値で除すれば、1分間当たりの攻撃回数が算出できます。

次に単発の魔法剣のダメージ数です。

こちらは、先人の検証により、強化魔法スキルを変数とした計算式ができあがっています。高スキル帯と低スキル帯、魔法剣I系とII系で計算式が異なるのですが、前提条件が赤魔道士/忍者(ML46)で、魔法剣I系を使用であるため、低スキル帯と魔法剣II系については無視します。

魔法剣I系のダメージ=int((強化魔法スキル-180)/8)+25

int : 小数点以下切り捨て

わたしがエン系の詠唱時に用いている装備はこちらになります。

最後にマルチアタック率ですが、こちらは単純で、1分間当たりの攻撃回数に魔法剣の単発ダメージを乗し、その値に単純に乗せば大丈夫です。手数の増加率から、トリプルアタック=1.5ダブルアタック、クワッドアタック=2ダブルアタック、と計算することができます。赤魔道士には、高スキルでのストライIIがあるため、前提条件として、これをトリプルアタック30%(ダブルアタック45%)として計算することとします。

さて、では実際に計算していくわけですが、まずは攻撃間隔の短縮効果がどれほどかをみてみようと思います。

さて、問題です。以下の2つの条件で魔法剣ダメージのDPMを計算すると、どちらが高くなるでしょう?(ただし、命中、魔法命中は両者とも十分確保できているものとする)

A. 二刀流係数を9で妥協して、ゴストファイケープの魔法剣ダメージ+5を採用するパターン(攻撃間隔短縮非キャップ)

B. 二刀流係数をスセロスケープを用いて11(以上)に調整し、その分をリコポンピアスを採用して差を縮め、Aよりも魔法剣ダメージが3減ったパターン(攻撃間隔短縮キャップ)

答えはこちらになります。なお、エンダメージは、コンポージャーの効果(魔法剣ダメージ+200%)を加算してあります。↓

微差ではありますが、攻撃間隔短縮効果はキャップさせた方がいいようです。

リコポンピアスを用いずに、魔法剣ダメージの差を5としても、

このように、キャップさせた方が期待値は上(誤差レベルとは言え)になりました。

さて、次にマルチアタックと魔法剣ダメージの関係です。

第二問、以下の2つの条件で魔法剣ダメージのDPMを計算すると、どちらが高くなるでしょう?(ただし、命中、魔法命中は両者とも十分確保できているものとする)

A. ウムシクハットで魔法剣ダメージを+8したパターン

B. ブンジハットで、クワッドアタック+3%を採用し、魔法剣ダメージを8減らしたパターン

答えはこちら。↓

こちらはそこそこの差がつきました。

所感

大体予想通りの結果と言えると思います。

マルチアタックの効果がいまいちなのは、赤魔道士特有の事情もあり、というのも、そもそもデフォルトでストライIIが使えるため、少々装備でマルチアタックを増やしたところで、効果が限定的になるためだと考えられます(マルチアタックは積み重なるほど効果が薄くなる傾向にあります)。

逆に、攻撃間隔短縮はやはり重要で、こちらはきっちり80%短縮させておいた方が無難な模様です。

というわけで、今回はD1短剣でいわゆるエン削りをする場合の装備について、考察してみました。

あくまで、命中、魔法命中が確保されている前提の話にはなりますが、今回のアンバスケード・エキスパートのカエルたんには、上に上げた二刀流係数11短縮の装備で通用しております。何かの参考になれば幸いです。

では、長々とお付き合いくださり、有難うございました。また機会があれば、クロセアモース(タイプC)を用いた試算なども紹介したいと思います。

以上!

(キノウトウコウシタカッテケドマニアワナカッタヨ;)

コメント

タイトルとURLをコピーしました